FRACTA、事業縮小のお知らせ
フィードフォースグループ株式会社は、完全子会社である株式会社フラクタ(以下「フラクタ」)において、事業を縮小することを決定いたしましたことを、お知らせいたします。
<事業縮小の内容>
2024年4月19日をもって、フラクタのすべての支援サービスで新規の受注を停止いたします。
なお、ご契約済みのお客さまにつきましては、ご契約書・請書・発注書で合意済みの内容で引き続き当該サービスを提供したのち、契約の更新・追加の受注は順次停止いたします。詳細は各担当にお問合せください。
また、フラクタの事業のうち、Eコマースプラットフォーム「Shopify」を用いたECサイトの支援事業は、当社の完全子会社である株式会社リワイアが引き続き担当いたします。
<連結業績に与える影響>
フラクタの事業縮小による連結業績に与える影響については、2024年3月28日に公表した連結業績予想に織り込み済みのため、変更はありません。
<事業縮小を決定した主な要因>
(1)大幅な業績悪化
フラクタが得意とする国内DtoC型ECストアの新規制作の需要が一巡したことで、2023年から新規受注数が減少し、売上が減少傾向に陥りました。さらに、好調時に拡大した人件費などの固定費や、プロジェクト遂行の外注依存、大規模なイベントへの支出といった高コスト体質が続いたことで、大幅な営業損失に繋がりました。この状況を踏まえて、2024年1月より経営体制を変更しました。
(2)成長可能性
国内のDtoC支援領域において、他社との競争環境が激しくなった結果、単価を引き下げなければプロジェクトを受注できない状態が続いていました。現経営体制の調査と検討を経て、フラクタの今後の成長性は低いと判断しました。
(3)経営資源の選択と集中
上記の状況を踏まえて、人員・資金といった経営資源を、成長可能性が高いプロフェッショナルサービス事業、SaaS事業、株式会社リワイアに集中させることが、フィードフォースグループ全体の成長に資すると判断しました。
<株式会社フラクタ 略歴>
2013年11月 創業
2021年12月 フィードフォースグループにジョイン
2024年1月 阿部 圭司(アナグラム株式会社 代表取締役)が代表取締役に就任・経営体制の刷新
2024年4月 現経営陣の調査・検討のもと今回の決定に至る